青少年体育 健全なる心と体を育てる為に

私が世界空手道大会で優勝してからはや30年余の歳月が経ちます。今日、時代とともに変化し、人も物も私の幼い時代から大きく変わってしまいました。

私の少年期は物資は乏しく誰もが貧しかったが、貧しいながらも人々の心に豊かなものがありました。教育を例にとれば、家庭であれ学校であれ、教える方も教わる方も共に真剣勝負でした。真剣だったからこそ、親と子、教師と生徒のあいだに、大きな信頼の絆が培われていました。
しかし、今の親と子、教師と生徒の間には信頼の絆ではなく不信感が溢れ、今や小学校、中学校において学級崩壊とまで言われるほど、人の心までも末法かと暗くなります。親や友だちを、通りすがりの人をただ何となく殺してしまう人間たちが増え、そんなニュースには驚かなくなってきたようです。

しかし、せめて子供たちにはどんなに時代が変わっても、素直に心にひびかせる力をもってこの世に生まれてくるのですから、大人たちは責任をもって真剣に子供の心へ「何か」を投げかける努力を惜しんではならないのです。真剣に愛をもって喜び、悲しみ、怒りを感ずる人間を育てなくてはならないのです。親は勿論のこと、教師だけでなくそれぞれの役目の中で大人は努力をし続けなくてはならないのです。

私が現在の佐藤塾において、とくに青少年を指導するときその人格形成と教育的側面を重視しているのは、私なりに教育に対する信念があります。社会に出たときに人のため社会のために貢献できる人材を、私は空手という武道を通して育成することが天命と思っております。

「自他共栄」「精力善用」「信頼と感謝」これは佐藤塾の三つの心構えです。武道において真剣勝負は非情なものです。非情に徹したときそこには慈悲の心が生まれるのです。

チベット仏教の極意は「慈悲の心」といいますが、また日本の仏教の総本山である比叡山天台宗でもやはり人の極みは「慈悲の心」と解いています。しかしただ優しいだけでは慈悲の心とは言えません。厳しさもあり、真剣に相手を思いやるには非情にもなるときもあるということなのです。

21世紀はハードからソフトヘ、また物質から心へと移行し、この人を思いやる心こそが世紀末を打ち破り、新世紀への人と人とのかけ橋になると確信しています。

押忍 

 

日本空手道佐藤塾塾長


(1999年の講話から抜粋しました。)
少年部・6つのモットー
 
  • 大きな声で挨拶ができるようになる。
  • 病気に負けない、丈夫な体を作る。
  • 自信をつける。
  • 友達を大切にする。
  • 両親に信頼と感謝をする。
  • 積極的で思いやりのある人間になる。

 


佐藤塾の30年の経験に基づく指導要領は、子供の成長にあわせて段階的に稽古を進めます。活発な子、内気な子、それぞれの性格に応じた指導を行います。黒帯をとった少年部の中には、入門時に運動がまったく苦手だった子供も数多くいます。

佐藤塾の空手は、勝つための技術だけでなく、心の伴った技の修練 - 武道です。空手を自分のものするには精神力の向上が必須です。「心の重視」、これは他のスポーツでは学べない一番の利点です。

親御さん達の望んでいる「強く逞しく優しい子供達」を育てるには、優しさに偏った指導、厳しさに偏った指導のいずれでも不可能です。空手を教える場合、指導員の器量はとても大事な事です。佐藤塾の指導員は、厳しく愛情を持って教えることをモットーとしています。

Sports activities can delveop one's physical strength. The benefit of learning the martial arts is not only to master fighting techiques, but also coming to appreciate the significance of self aweareness - evaluating your capabilities. In fact, "knowing the self" is a crucial theme in the martial arts.

Throughout our experience of 30 years, we have developed three key principles for the children's class, 1) small-class size, 2) individual guidance, 3) constant observation of the child's mental and emotional state. Through the ovservation, we have come to know that some children are more active whereas others are shy or passive. The flexiblilty of our program allows trainers to tailor each lesson to succesfully maximize the devepment of each individual child.

On the first day of class, the name of the child is written on the child's white-belt. From then on, each shall be called by his own name. Gradually, the trainers examine one's physical ability and personality. Personal dignity and individual guidance are the mottos of the children class.

 

 


夏季合宿
子供が完全に親と隔離されて暮らす機会はなかなかありません。しかし、子供は環境に順応しやすいので、最初は友達が出来なくても、1、2回稽古をしているうちに、すぐに友達になってしまうのです。 わずか数日の合宿で、自信に満ち溢れて帰ってくる子供達を見て驚かれる親御さん達もいます。そして何よりも「信頼と感謝」「自他共栄」を学ぶのに最も良い機会となり、子供たちはより大きく心も体も成長します。

Summer Camp
Even for a couple of days, it is rare that children are completely isolated from their parents, as some parents would worry about the separation. In fact, because children are easily adapt to their environment, even if they have no friends on the first day of the camp, over the first practic session or two, they will get to know each other and become friends. Parents, observing their children who return from camp, are sometimes surprised to see their children overflowing with self-confidence.And this camp must be the best chance for your children to learn "Trust and Thanks" and "Oneself and others mutual prosperity",this camp makes your children get growth more by body and mind.



少年部見学のご案内
  • 空手は危くないのか?
  • 興味はあるけど内容が想像できない。
  • どんな子供達が習いにきているのか?
  • 指導員はどんな人?
  • うちの子供にもできるのか?
  • 封建的な思想を教えたりしないの?
  • Can children of foreign residents take karate lesson at Sato-juku?

これらの疑問にお答えするには、稽古を見たほうが早いです。
ぜひ一度、お子さまとご一緒に道場に見学にいらしてください。
Please visit our school to watch our lesson!

見学のご予約は、佐藤塾事務局、もしくは各支部道場までお問い合わせください。


インタビュー「心優しき空手の父、かく語りき」



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